アメリカロッキー山脈の麓に暮らす家族の日記


by coloradowinds

カテゴリ:バイバイ!アラスカ( 2 )

アラスカから他州への引越は、カナダという大きな国を間にはさむため大掛かりです。私たちの場合はコンテナ船でシアトルまで運んで、そこからトラックで陸路の輸送となりました。

日数&費用共に海外引越と同じ。私が東京からアラスカに引越したときとまったく同じでした。荷物が届くのに最低1ヶ月はかかるのでベット、寝具、ダイニングテーブル、ソファー、キッチン用品、子供の身の回りのものなどの日常品はぜんぶ処分して新しいのにすべて買い直しました。それでも何だかんだと大きなトラックが満杯になるほどの荷物となってしまいました。日本の海外引越はコンテナの大きさ(つまり容量)で値段が決まるのですが、アメリカは全重量で値段が決まるのです。

我が家は小さな息子がいるので荷物の梱包からすべて業者にお任せの「おまかせパック」にしました。洋服はよれよれになってしまいましたが、食器や絵画、TVなどはきちんと梱包してくれるので損傷することなく無事でした。まだまだ日通ほど優秀ではありませんが、今回お世話になった引越業者はなかなかいい仕事してくれたと思います。


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アラスカで運び出される荷物(上の写真)



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1ヵ月後にアラスカ到着した荷物(上の写真)



この日は61度と汗ばむほどの陽気になりました(私たちにとっては.....笑)。

「暑いな~!」と言いながら作業を見守る夫に引越業者の兄ちゃんたちは啞然。「アラスカではこれが真夏日だよ」と言うとさらに全員が目がテン。「ひぇ~、これで夏だなんて....信じられないよ~!」と連発でした。きっと彼らにとっては、「最近めっきり寒くなってきて晩秋だな~」って思ってたんでしょうね。
私たちにとってはこちらの11月は真夏なのです。

こちらでアラスカの冬の寒さや暗さを人に話すと想像を絶して信じられないと言います。私たちが太陽を求めて引越して来たことに驚くのです。引越業者の兄ちゃんたちの反応も同じでしたっ。

何はともあれ、荷物が無事に届いてホッとしました。



もうひとつ.....アラスカからやって来たものがあります。それは....植物さんたち


花や緑を育てるのが好きな私にとって手塩にかけた鉢をどうやって運ぶかずいぶんと悩みました。業者は植物は運んでくれないのです。BOXにつめてFEDEXで運ぶという手もありますが、ひん死の状態になって届くという話を聞いて断念しました。

結局、飛行機に乗る当日に鉢から出して、土を取ってそーっとビニル袋に詰めてスーツケースに入れました。大きかったパチュラはスーツケースに入れるためにマル坊主に剪定しなければなりませんでした。葉っぱもなくなって、まるで割ばしのようになってしまったパチュラ。復活を願ってこちらに来てすぐに新しい鉢に植え替えて水と栄養をあげると.....見事に新しい葉を芽吹き始めました。

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新しい葉っぱがいっぱい出てきました(うれしい~)。

こうしてみると植物も生きてるな~実感します。もの言わぬ植物は物同然にカンタンに処分されてしまいがち。ジャマになった植物がゴミ置場に捨てられてるのを何度も見たこともありますが。彼らも生きてるんですよね!どんな命も最後まで大切に育てたいな~。
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by coloradowinds | 2011-12-07 07:31 | バイバイ!アラスカ

願いはかなって

10月下旬、冷たい雨が降りしきる夜に私たちはアラスカを後にしました。

アラスカ州アンカレッジからコロラド州デンバーまで息子とカーシート+スーツケース8個携えて飛行機での大移動です。デンバーまで直行便がないのでシアトルで乗り継ぎとなりました。

BABYの息子は親のひざに乗せてタダで搭乗することもできますが、なにせ体の大きな子なので私たちが大変。結局、息子のチケットも購入してカーシートを座席にのせて寝かせました。普段、車の中で乗りなれているカーシートのおかげで初飛行中もおとなしく機内に流れるビデオを見ながらくつろいでいました。

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アンカレッジから一番近い都市であるシアトルに行くのに4時間近くかかりました。シアトルからデンバーまではわずか1時間45分だったのには驚きました。デンバーのほうがシアトルにずっと近かったんですね。

アンカレッジもシアトルも雨、雨、雨057.gifだったので。飛行機がロッキー山脈上空にさしかかった時、爽やかな青空と麓に広がる大地を目の当たりにして気持ちがスーッとしましたっ。


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この土地が新天地です。この青空に導かれてここにやって来ましたっ。


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「今年アンカレッジに初雪がふる前にアラスカを脱出したい!」と冷たい夜空に向かって願い続けてきました。

越冬のためアラスカを去るGeeceの群れにむかって
「私も連れて行って」と心のなかで叫びました。



願えば叶う.......とはまさにこのことで。


例年ならば10月半ばには初雪のふるアンカレッジですが......降らずに、本当に初雪の前にアラスカを脱出できました。

近所の公園からGeeceの最後の群れがアラスカから飛び発つのと同じ頃に私たちも発ちました。

これは偶然ではないと思います。目には見えぬ大きな、大きなチカラが私たちを導いてくれたことは確かです。宇宙の計り知れない力をあらためて実感しました。私の願いを聞き入れ実現化してくれた宇宙の大きな計らいに感謝しています。

そして、アラスカでの信頼と実績を棒に振って快く転職を決意してくれた夫にも心から感謝しています。感謝のきもちでいっぱいです。ありがとうございます。


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ロッキー山脈と共に楽しい家族生活を送っていきたいです。
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by coloradowinds | 2011-12-01 02:52 | バイバイ!アラスカ