アメリカロッキー山脈の麓に暮らす家族の日記


by coloradowinds

<   2012年 07月 ( 4 )   > この月の画像一覧

アメリカ先住民への思い

日本にいた頃、アメリカ先住民の長老が書いた本を読んだり、彼らの教えを耳にしたりした。なかでも有名なのが「ホピ」と呼ばれる部族だ。母なる自然とつながり、宇宙の源と同調してシンプルな生活をしている叡智あふれた民というイメージをもっていた。
昨年の日本の地震の直後にも、ホピの長老から全世界に向けて下記のメッセージが発信された。


母なる大地とそこに生きるすべてのいのちに敬意を払い、
その上をやさしく歩くことだ



これが人類がこの地球で生きのびるための唯一の道だとホピの長老は言う。このようなメッセージを発するアメリカ先住民のひとたちはいったいどんな暮らしをしているのだろう??

アラスカに住んでいた頃、アラスカ先住民の村を訪れてがく然としたことがある。村にはあらゆるガラクタやジャンキーなものが散在し、人々は昼夜問わず酒を飲んだくれてる。道にツバを吐き、ゴミを平気で捨てる。

娯楽として野生動物を殺して楽しんでいる。どうやってオオカミを殺したか?アザラシを何頭打ったか?の自慢話で盛り上がる。漁の網にひっかかった赤ちゃんイルカを棒でめった打ちして殺してるのも目撃した。とても母なる大地に敬意を払い、すべてのいのちに敬意を払っているとは思えない。むしろ、母なる大地を汚し、そこに住むすべてのいのちを殺してるといった感じだった。

民族の誇りを忘れ去り骨の髄まで荒廃してるのはアラスカ先住民だけで、きっと他の先住民はまともだろうと思っていた。アメリカ本土の先住民は各居住区内に暮らしているため、居住区以外の場所で彼らを目にすることはほとんどない。だから、あまり実態は知られていない。今回訪れたLander周辺には2部族の居住区がある。興味にそそられ暮らしぶりをちょっと覗いてみた。

居住区に足を踏み入れるや否な荒れ果てた暮らしぶりがそこかしこに見られた。昼夜を問わず飲んだくれて、大地にツバを吐きタバコやゴミを平気で捨てる。彼らの荒廃しきった姿を見て思った。長老のメッセージは本当だろうかと?そんな賢い長老はいるのだろうかと?

きっと叡智にあふれた長老は存在するのだろう。でも、そのような賢者はアメリカ全住民族全体の1パーセントにも満たないほんの一握りで、残りの99パーセント以上の人たちは賢者の叡智に耳をかたむけることもなく荒廃した生活を送っているというのが現実ではなかろうか。

これはアメリカ先住民に限ったことではなく。いつの時代にも、どの文明にも賢者と呼ばれる人たちはいた。しかし、賢者のメッセージを真摯に聞き入れる者は少なく、我欲と利益を追求したあげくいずれの文明も滅んでいった。

いまもほんの一握りの賢者たちが宇宙の叡智を伝えている。
しかし、その大切なメッセージに耳をかたむけ実行にうつしている人はほとんどいない。ならば、この文明もいずれは滅ぶ道をたどるのであろうか?


母なる大地とそこに生きるすべてのいのちに敬意を払い、
その上をやさしく歩くことだ


ホピの長老のメッセージが空しく響く。レムリア、アトランティス....
かつて高度文明がこの地球に存在したがいずれも滅んでいった。
彼らと同じ道を歩まないために賢者の教えを実践せねばならない。私たちに残された時間はもうあまりない。
[PR]
by coloradowinds | 2012-07-27 05:48 | My thoughts

初ドライブ旅行

夏も本番になり、RVカーで旅をする人たちをいっぱい見かけるようになりました。魅力的な観光スポットやきれいな国立公園がたくさん点在するので否が応でも行きたくなる。でも~我が家の場合、1歳児をつれての車旅となると制限もかなり出てくるのだ。

ワイオミングにイエローストン国立公園という子供をぜひ連れていきたい場所がある。いろんな野生動物が真近でみられるのだ。前回、訪れたときにはグリズリーベアを2メートルくらいの至近距離で3回も見た。しかも野生とはいえども....首にはGPSをつけて行動を監視されているクマちゃんたち、しかも毎日観光客から写真とられまくりの人生をおくってるせいか、人間が騒ごうがおかまいナシにのんびりなさってる。この「檻のない動物園」に息子をつれて行きたいのだけど....走行時間7時間は1歳児にはちょっと無理なので今年は断念。イエローストーンとの中間地にあるLander(車で5時間)に行くことになった。

親の心配をよそに我が家のぼっちゃまはすこぶるご機嫌!途中でちょっとカーシートに乗ってるのが飽きてぐずったけど、ひろ~い後部座席に床マットをひろげてDaddyとオモチャで遊んだりしてるうちに目的地に無事到着できた。

b0234096_3501830.jpg


ワイオミングの片田舎の小さな街Landerは風光明媚でのんびりしたところ。シカのママが3頭の赤ちゃんをつれているのをみかけたけど.....子育ては動物も人間も同じでたいへんなんだな~。
ママ鹿の必死ぶりが伝わってきて思わず共感する私であった。

b0234096_351374.jpg


暑さが和らいだ夕刻に息子をつれて自然散策に出た。

b0234096_3514278.jpg


清んだ川には大きく太ったトラウトがいっぱいいた~。

b0234096_356147.jpg


トラウトのいる川をのぞき込む息子

b0234096_3563735.jpg


メチャメチャ暑い日は夜に雷が鳴ってサーッとスコールがふる。
スコール前の雨の香りはとってもいいものだ。
とてもいい旅の夜となった。
[PR]
by coloradowinds | 2012-07-24 03:36 | 息子の成長日記

私の英語力

結婚した当初、電話で夫が...

「I am runnning レイク」と言ってきた。文法的にはちょっと変だけど(湖でランニングをしてるんだよ)だと思い....

「どこのレイク(湖)にいるの?」と尋ねた。


もちろん、仕事中の夫が湖を走ってるはずもなく。 
「I am running late(仕事で遅くなる)」と言いたかったのだ。
「レイク」じゃなくって「レイト」かー。電話だとこういった詳細が聞き取れずにトンチンカンな返答をしてしまうことがある。


それから3年......


夫がおもむろに...

「My アンクル is hurt when holding the heavy son」

ボクのおじさんは重たい息子を抱っこすると痛がった
(しんどかった)って......

「Which uncle?(どのおじさんのこと??)」

またもや~チンプンカンプンの返事をする私に、

「No! uncleおじさんじゃなくってankle足くるぶしだよ~」

スンマセン!私のみみにはどちらも同じに聞こえましゅ。


ついでに、番外編....


息子の検診時に病院で必ず聞かれる

「What's his temper?(彼の気性は?)」

いろんな質問をされたあと、ものすごい早口で聞かれるものだから....私の耳には「What's temper?????」という音しか届かず。えっ、きょうのtemperature(気温)?だと勘違い。

「72度でする.....」と答えてしまう私である。

もう、バカバカ!!病院で天気を聞かれるわけないじゃない!



まあ、何年経ってもこんな感じでしょー。大人になってから英語を習得しようと思っても限界があるのだ。
[PR]
by coloradowinds | 2012-07-07 07:17 | 日常生活あれこれ

涼をもとめて

あつい日にもってこいのすごし方

水遊び 

へ出かける 

③はだか同然姿でスイカをたべる 

③キーンと冷えたカクテルをすする


下界は90度を越したある日、涼をもとめて「Medicine Bow Peak」へ向かった。

b0234096_894455.jpg


牛ちゃんたちがいっぱいいる長閑な道を走り山を目指す。気分も上々といきたいところだが....なぜか息子が超不機嫌で車内は険悪ムード....(涙)。

b0234096_8121756.jpg


そうこうしてる間に「Medicine Bow Peak」に到着。と、同時に息子は爆睡をはじめた。そーっか、眠かったのねっ!目覚めるまでしばらく車を走らせつづけることに(乳児をかかえる親の宿命ですな)。


b0234096_8131860.jpg


息子がさわやかに目覚めたあと、いざハイキングへ出発!
気温も66度(18℃)で涼しくてハイキングにはぴったりだ。険しいハイキングコースのように見えるけど....お疲れ気味の私たちでも行けるくらいなのでたいしたことはないんでッス(笑)!

b0234096_8142547.jpg


歩くのが大好きな息子ですがゴツゴツとした山道を歩くのはまだ無理。そこで登場したのが「バックパック」だ。息子もDaddyの背中にゆられながらキレイな景色を堪能できて楽しそう!!
今年のハイキングはもっぱらこの姿になりそうだっ。

b0234096_8151629.jpg


見上げると...真っ青な空に飛行機が飛んでいた。キモチいい!!
もう見慣れた風景のひとつとなったけど、いつみても心が晴れ渡る爽快さを覚える。
[PR]
by coloradowinds | 2012-07-01 08:15 | 日常生活あれこれ